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『怨霊と鎮魂の日本芸能史』

『怨霊と鎮魂の日本芸能史』/井沢 元彦 著/檜書店

怨霊鎮魂の書『平家物語』
  演劇への道を開いた琵琶法師の「語り」

歴史の神に翻弄される
  源平の主役たち

  鎌倉幕府成立への道と役割
    能〈鉢木〉の背景

  平家打倒のきざし
    能〈俊寛〉の背景

  平家打倒への胎動
    能〈頼政〉の背景

  平家打倒のうねり
    能〈木曽〉の背景

  義経伝説と安宅
    能〈安宅〉の背景

  頼朝と義経 その劇的な生涯
    能〈朝長〉〈正尊〉〈船弁慶〉の背景

総論としての怨霊信仰と日本芸能史

怨霊と鎮魂の日本芸能史  /井沢元彦/著 [本]







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『怨霊』の文字にちょっとビビりながら読み始めたのですが(チキンです。)、能の成り立ちと平家物語の関係を、怨霊信仰をキーワードに説かれていて面白かったです(著者は『逆説の日本史』シリーズを書かれている方です)。

後半は『平家物語』のダイジェストなので、大まかにお話を読むには手頃かと思います。
ただ、平家に対してはちょっぴり辛口というかリアクションが薄い気が…orz
まぁ、これはこれで仕方ないのですが、平家好きにとっては少し物足りなさが否めませんでした( ´・ω・`)

これを読むと、平家物語や能は日本の風土でしか発生し得なかったのだなぁ・・と改めて納得です。
それに、欧米は勿論のこと、アジア諸国(お隣の韓国や中国でさえ)とも異なる精神文化なのだということも。
ですから、本当にお互い歩み寄ろうと思うならば、根気強いコミュニケーションが必要ですよね。うん。

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